昔から、健康の基礎として「医食同源」といわれています。
医食同源とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで 病気を予防し、治療しようとする考え方のことです。
最近は、私自身もちょっと風邪ひいたかな?と思うと、すぐ薬に頼ってしまうことが多いのです。
ですが、それだと体の「自分で治す力」が弱まりそうな気がしてなりません。
健康は自分でつくるもの。
おばあちゃんの知恵のような昔ながらの「風邪のひきはじめの治し方」を調べてみました。
風邪のひきはじめはこの治し方が効く!食べ物と飲み物で風邪に負けるな!
ひきはじめの風邪には「梅干しの黒焼き」が効く!
昔ながらのひきはじめの風邪の治し方として有名ですが、改めてその方法を説明します。
梅干し2個を川が黒くなるまで餅網で焼きます。
ゾクゾクっとした症状の風邪のひきはじめには、そのまま食べたり、お茶やお湯に入れて箸でつぶしながら飲んでもOKです。
おろししょうがを少し入れても効果があります。
ひきはじめの風邪には「にんにくみそ」も効く!
にんにくは滋養強壮の効果があるので、体力が落ちているときに食べるといいんです。
にんにくみその作り方は、皮をむいたニンニクをアルミ箔に包んで丸ごと焼きます。
にんにくが焼けたら、おろし金ですり、みそと混ぜます。
みそと混ぜたニンニクをアルミ箔の上にのせ、もう一度焼きます。
これを湯のみに入れ、熱湯を注いで飲みます。
にんにくは焼くとほとんど臭みを感じませんよ。
ひきはじめの風邪に「しょうが湯」は万国共通?
しょうがが風邪に効くというのは、万国共通の「おばあちゃんの知恵」なんだそうです。
たくさんの国でショウガを使った風邪ドリンクがあるようです。
ひきはじめの風邪に効く「しょうが湯」は、すりおろしたショウガを湯のみに入れて、好みの量の砂糖を加えて熱湯を注ぐだけです。
しょうがには、のどの痛みを抑える作用があるので、風邪のひきはじめにぴったりです。
ひきはじめの風邪には「酒粕の味噌汁」も効く!
酒粕の味噌汁には、風邪を治すのに必要な栄養がたっぷりと含まれていて、飲むとぽかぽかと体が温まります。
すると自然に眠くなってくるので、そのままゆっくり寝てしまいましょう。
ひきはじめの風邪に効く「酒粕の味噌汁」の具には、ありあわせの緑黄色野菜をたっぷり入れて、風邪に効果がある刻みしょうが、刻み葱、おろしにんにくを加えます。
酒粕は味噌よりやや少なめにします。
熱いうちに飲んでください。
ひきはじめの風邪の治し方よりも「風邪予防」
医食同源というように、普段の食事で必要な栄養素をまんべんなく取っておくのが、健康のための基本です。
風邪の予防に特に有効と言われているのは、「脂肪」です。
脂肪はからだを内部から温めてくれます。
のどや鼻の粘膜を強くしてくれるのは、「ビタミンA」です。
いろいろなストレスに対する抵抗力をつけてくれるのは、「ビタミンC」です。
昔から、「脂肪」「ビタミンA」「ビタミンC」が風邪予防の三大栄養素といわれています。
この他にも免疫力を高める緑黄色野菜も、この時期たっぷり摂ることをおすすめします。
風邪の予防は「一に睡眠、二にうがい」
よく寝て、体力を落とさなことが風邪の予防には大切です。
また、「うがい」も欠かせません。
よく、外から帰ったら「うがい手洗い!」と言いますが、「まず手洗い!そしてうがい!」です。
うがいが大切なのは、のどや口の中に入りやすい風菌を除去するためですので、手をきれいに洗った後でうがいをするのが基本です。
また、うがいをすると喉を潤すことができるので風邪予防に効果があります。
のどや口、鼻の粘膜が乾燥していると風邪をひきやすいので、空気が乾燥する季節には加湿器で湿度を保つのがおすすめです。
風邪のひきはじめの治し方!みかんで体質改善
冬に美味しい「みかん」は風邪をひきやすい人の強い味方です。
「陳皮」というのを知っていますか?
ミカンの皮を干したものを漢方では「陳皮」と言われています。
「陳皮」は昔から薬効が高い薬効が知られています。
陳皮は簡単に手作りできるので、常備して、毎日少しずつ食べるようにすると風邪をひきにくい体質になるのでおすすめです。
陳皮の作り方
1. ミカンの皮をむき、皮についている白い部分をそぎ落として乾燥させる
2. 乾燥させたミカンの皮をすり鉢ですりおろす
味噌汁やごはんにふりかけて毎日食べるようにすると、風邪をひきにくい体質がつくられますよ。
また、ちょっともったいない気もしますが、ミカン5~6個をお風呂に入れて入浴するのもおススメです。
ミカンのお風呂あ、体の芯まで温まり、皮膚に抵抗力がつくので、風邪をひきにくくなります。
まとめ
風邪はひかないのが一番です。
風邪の予防には、バランスの取れた食生活、十分な睡眠、うがいが大切です。
気を付けていても風邪をひいてしまったら、ひきはじめのうちに治してしまいましょう!
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