アレルギー予防のためには、体にいいとされる油を摂ることが大切です。
カロリーが高いこともあって、健康的な食生活を目指す際に悪者になりがちな油ですが、油を摂らないのは必ずしも体に良いというわけではありません。
脂は脳の成分でもあり、体を正常に働かせるためには、油は欠かせないものなのです。
体にいい油(オメガ3脂肪酸・オリーブオイル)を上手に取り入れ、アレルギーを予防しましょう。
アレルギー予防に体にいい油(オメガ3脂肪酸・オリーブオイル)を摂ろう!
アレルギー予防のために体にいい油のおすすめは、青魚などのオメガ3脂肪酸とエキストラバージンオリーブオイル(オメガ9脂肪酸)です。
反対に摂り過ぎに注意しなければならない脂は、
オメガ6脂肪酸です。
家庭で日常的に使われる油のほとんどがオメガ6脂肪酸です。
オメガ6脂肪酸は必須脂肪酸なので、少量であればとっても問題ありません。
注意したいのは、オメガ3脂肪酸とのバランスです。
理想は、オメガ3脂肪酸 対 オメガ6脂肪酸が 1:1~1:4ぐらいです。
しかし、現代の食生活では、1:10~1:30にもなってしまっています。
オメガ6脂肪酸は、加工食品や外食メニューにも使われているため、知らない間に摂り過ぎてしまうのです。
オメガ6脂肪酸の摂りすぎは、アレルギーの炎症をひどくするので、意識して控えることが大切です。
摂り過ぎに注意したいオメガ6脂肪酸が含まれるもの
サラダ油(コーン油、ベニバナ油、大豆油)
ごま油
グレープシードオイル
マーガリン
ショートニング
など。
アレルギー予防になる体にいい油 オメガ3脂肪酸
アレルギー予防になる体にいい油「オメガ3脂肪酸」は、植物油(亜麻仁油、えごま油、しそ油)、青魚(アジ、イワシ、ウナギ、サケ、サバ、サワラ、サンマ、ハモ、ブリ、マグロ、真鯛など)に多く含まれています。
他には、小松菜や春菊、大根、白菜、ホウレンソウ、海藻などにも少量ですが含まれています。
オメガ3脂肪酸の亜麻仁油やえごま油は、熱に弱いためドレッシングやマリネなど加熱しないで摂ることがおすすめです。
青魚も刺身で生のまま摂る方がオメガ3脂肪酸を効率的に摂取することができるのでおすすめです。
アレルギー予防になる体にいい油 オリーブオイル
オリーブオイルは、保温効果があり、腸が元気になるという効果があります。
サラダ油などの油を控える代わりにはエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。
オリーブオイルは、オメガ9脂肪酸で、腸を元気にする作用があります。
オリーブオイルは保温効果があり、摂取すると腸があたたまり、腸の働きが良くなるのです。
オリーブオイルは、小腸で吸収されにくい油で、腸に良い刺激を与え、便秘解消にも役立ちます。
オリーブオイルは酸化しにくいので、調理にも使えます。
エキストラバージンオリーブオイルは、生のまま刺身などにかけても美味しいですよ。
まとめ
油には種類があり、毎日の食事で簡単に摂ることができる油(オメガ6脂肪酸)とあえて意識しないと摂りにくい油(オメガ3脂肪酸)があります。
どちらの油も生命の維持にかかせない必須脂肪酸なのですが、オメガ6脂肪酸は摂りすぎるとアレルギーを起こしやすくします。
反対に、オメガ3脂肪酸は、アレルギーの炎症を押させる作用や、血液をサラサラにする効果ばあり、健康に良い油と言われています。
オリーブオイルは比較的使いやすい健康にいい油です。
オリーブオイルは腸を元気にします。
腸を元気にすることは、アレルギーを遠ざけます。
体にいい油を積極的に摂ることが、アレルギーの予防につながります。
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