アレルギーを持つ子供が増えています。
アレルギーにならない子供に育てるにはどのようにすればいいのでしょうか?
アレルギーから子供を守るには、「きれい過ぎない育児」がいいと言われています。
身の回りには怖い菌がたくさんあるからと、しっかりと手を洗い、何でも殺菌することが習慣になっていませんか?
何でも除菌、殺菌してしまうと、免疫力が低下して体が弱くなってしまいますよ。
アレルギーから子供を守るポイントは腸内細菌と清潔過ぎないこと!?
「泥んこ遊びや砂遊びをしている子供にはアレルギーが少なく、家でゲームなどの一人遊びをしている子供はアレルギーになりやすい」という調査結果があります。
泥の中にはいろいろな菌がいますが、悪い菌がいる確率は低く、むしろ子供の免疫力を高めることに役立つ金がたくさんいます。
小さいうちから泥んこ遊びや砂遊びをたくさんさせることで、土の中の多くの菌を体に取り入れることが免疫力を高めるためには重要なのです。
近頃、除菌グッズや抗菌グッズがたくさん売られていますが、実は丈夫な子供を育てるにはむしろ使わない方がいいのです。
私達の周りにはそんなに怖い菌はいません。
いるのは、善玉菌でも悪玉菌でもない日和見菌です。
日和見菌は腸内細菌のバランスをとる役割をしていて、体が健康な時にはよい働きをする重要な菌なのです。
除菌をしてしまうと、免疫力が低下して体が弱くなってしまいます。
菌は殺さずに体に取り込んだ方がいいのです。
アレルギーにならない子供は腸内細菌が多い?
「第一子はアレルギーにかかりやすい」という調査結果もあります。
また、兄弟の数が多い方がアレルギーになる子供が少ないそうです。
これは、なんとなく実感としてもありませんか?
一人っ子や第一子はどうしても手をかけすぎて「なるべく清潔に」となりやすいのです。
第一子の時は、必ず哺乳瓶や離乳食の食器を煮沸していたけれど、二人目からはめんどうでしていないというのはよくありますよね。
私もそうでした。
しかし、いろいろ手をかけた長男より、あまり手をかけなかった次男の方がアレルギーもなく風邪もひかず健康なのです。
手洗いが雑だったり、落ちたものを食べたり、他の子が触ったおもちゃをなめたり…という、一見「汚い」ことのように思えることが、腸内細菌を増やす行為であることが多いです。
腸内最近を増やすことが、自らの免疫システムを鍛えることにつながります。
少しぐらい汚くても大丈夫!
アレルギーにならないためには清潔過ぎないことが大事
今の日本の生活環境には、すぐに病気につながるような悪い細菌は空気中にはまずいません。
細菌は体に取り込んで、腸内細菌を活性化させた方がいいのです。
何でも除菌するという習慣は、腸内細菌が弱まり、アレルギーを起こしかねません。
まとめ
近年、抗菌、除菌の商品がたくさんあり、テレビCMなどの影響で「除菌しないとダメなのではないか」と思ってしまいますが、そんなことはありません。
私達の身の回りにいる菌の多くは、体にとって良い菌なのです。
除菌の習慣はやめて、アレルギーを防ぎ、丈夫な子供に育てましょう!
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