免疫力アップのコツは、食べ物と入浴でからだを温めることです。
外部からの侵入者を見つけて、攻撃してくれる免疫細胞は、血流によって回っています。
血流が悪いということは、免疫細胞が本来の力を発揮することができないのです。
免疫細胞が力を発揮することができるよう、体を温めて血流をよくすることが大切です。
ここでは、体を温めて血流をよくして、免疫力アップをする簡単な方法をまとめました。
免疫力アップするには体温を上げること。食べ物と入浴が秘密
「冷えは万病の元」と言われています。
東洋医学では、「体を冷やさないこと」「体を温めること」が病気予防や治療のために一番大切だと考えられています。
体が冷えると血液の循環が悪くなって、栄養や酸素を運ぶ機能が低下して、免疫細胞の働きが低下するからです。
血流が悪くなると、血液の流れに乗って体内を巡っている免疫細胞は力を発揮することができません。
血流が悪くなると体調が悪くなるのは当然のことなのです。
体温だけでなく、外の気温が低ければ低いほど免疫力も低くなることが研究でも明らかになっています。
近年、低体温の人が多いと言われていますが、健康のためには、体温は高く保つ(36.5度程度)ことが大切です。
体温が高ければ、血流が良くなりますので、免疫力が高くなります。
人は、体温が36.5度の状態だと、免疫機能が最も効率よく機能します。
体温が低い人は、食べ物や入浴で体を温めるよう工夫するといいですよ。
免疫力アップするために体温を上げる食べ物とは
免疫力アップするために摂りたい、体温を温める食品
体温を温めるのは、主に冬が旬の食べ物です。
また、原産地が北にある食べ物です。
土の中で育つ野菜など
人参
ゴボウ
大根
かぶ
れんこん
ジャガイモ
山芋 など
赤身の魚介や肉
アジ
イワシ
海老
サバ
鶏肉
羊肉 など
辛味のある野菜
ねぎ
玉ねぎ
ラッキョウ など
香辛料や薬味
唐辛子
こしょう
しょうが
シナモン
にんにく など
黒っぽい食べ物
黒ごま
黒豆
黒米
黒砂糖 など
温かい飲み物
紅茶
ココア
中国茶
ハーブティー など
免疫力アップするために体温を上げる入浴方法
免疫力をアップするために体温を上げる入力方法は、
・39~40℃ぐらいの熱すぎないお湯につかる
・湯船に首までしっかりつかる
・体がポカポカして、じんわりと汗が出てくるまで湯船につかる
*つらくなったら無理をしないで、徐々に入浴方法を変えましょう。
まとめ
低体温の原因は、体に熱を作り出す力がないことと、体温を調節する機能が弱く、熱をうまく放出できないことが考えられます。
またそれは、不規則な生活、冷暖房の使いすぎ、シャワー浴、食事などが原因の場合が多いです。
なるべく体温は36.5℃くらいになるように努力したいですね。
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