季節の変わり目など、ちょっと油断するとすぐ風邪をひいてしまいます。
大人は早めに市販の風邪薬を飲んで暖かくして寝ればたいてい治ってしまいますが、子供はそうもいきません。
かといって、働いているお母さんだったら、子供が鼻水を垂らした程度じゃ、すぐに病院へ行くのも大変です。
そんなときはやっぱり、おばあちゃんの知恵でしょう!
病院へ行くほどでもないけれど、ちょっと風邪ひきそうだなぁ~という時、昔の人はこんな方法で風邪を退治していたんです。
ひきはじめの風邪を退治するおばあちゃんの知恵をいっぱい紹介しますので、お好きなものを試してみてください。
梅干しの黒焼きで風邪を退治!おばあちゃんの知恵
急にゾクゾクしてきた、風邪のひきはじめには、梅干しの黒焼きが効くんです。
梅干しの黒焼きの作り方
・梅干(2個)を皮が黒くなるまで、餅網で焼く
・焼けた梅干しを湯呑に入れて、熱湯を注ぐ
・箸で梅干しをつぶす
これに好みでおろししょうがを入れると、体も温まるのでよりいいですよ。
干し柿の浸し湯で風邪を退治!おばあちゃんの知恵
梅干しが嫌いな人は、干し柿の浸し湯を作って飲んでみてください。
梅干しの黒焼きと同様、ひきはじめのかぜに効果がありますよ。
干し柿の浸し湯の作り方
干し柿を1つ、湯呑に入れ、上から熱湯を注ぎざっと実をほぐします。
↑↑↑これだけ!
この湯を飲むだけでなく、干し柿も食べましょう。
干し柿大好きな私は、お湯をかけてしまうのはもったいないので、梅干しの黒焼きを飲んで、干し柿はそのままいただいてますが…。
干し柿は風邪に効くんですよ。
干し柿の表面の白い粉、甘くて美味しいですよね。
この白い粉は、漢方では柿霜と呼ばれていて、風邪に効果があるとされています。
おいしくて風邪に効くなら、毎日食べたいですよね!(高いけど)
にんにくと味噌の温か湯で風邪を退治!おばあちゃんの知恵
にんにくは滋養強壮の効果があるので、体力が落ちた時には最適の食材です。
にんにくと味噌の温か湯の作り方
・ニンニクの皮をむき、アルミ箔に包んで丸ごと焼く
・焼けたニンニクをおろし金ですり、味噌と混ぜる
・味噌とまぜたニンニクをアルミ箔に乗せて、もう一度焼く
・これを湯呑に入れ、上から熱湯を注いで飲む
※ニンニクは焼いてあるので、ほとんど臭みを感じません。
しょうが湯で風邪を退治!おばあちゃんの知恵
かぜのひきはじめにしょうが湯を飲むというのは、万国共通のおばあちゃんの知恵です。
しょうがは喉の痛みなどを抑える作用があるので、風邪の時にぴったりの食材です。
しょうが湯の作り方
・おろしたしょうがを湯呑に入れる
・砂糖をお好みの量加える
・熱湯を加える
酒粕入り味噌汁で風邪を退治!おばあちゃんの知恵
酒粕入りの味噌汁は、栄養豊富で体が温まります。
酒粕入り味噌汁の作り方
・だしに緑黄色野菜(冷蔵庫にあるものでOK)を入れる
・刻みしょうが、刻みねぎ、おろしにんにくを加える。
・味噌を溶き、酒粕を加える(味噌よりやや少なめ)
熱いうちにいただきます。
酒粕入りの味噌汁は、体が温まり、風邪退治に必要な栄養がたっぷりと行きわたります。
酒粕入りの味噌汁を飲むと体があたたまって自然に眠くなるので、そのままゆっくり寝てしまいましょう。
卵酒で風邪を退治!おばあちゃんの知恵
昔から知られている風邪予防のスペシャルドリンク卵酒です。
卵酒の作り方
・玉子1個を湯呑に割入れ、はちみつを加えてよくかき混ぜる
・酒を集めに燗をする
・玉子をかきまぜながら、燗したお酒を少しずつ注ぐ
寝る前に飲むと全身がポッカポッカに温まります。
※お子さんは飲めません。また、アルコールに弱い人は別の物がいいでしょう。
まとめ
風邪のひきはじめに効果のある、おばあちゃんの知恵をご紹介しました。
当たり前ですが、アルコールを含むものはお子さんには飲ませないでくださいね。
風邪気味になったら。まずは暖かくして、栄養をつけ、ゆっくり休むことが一番です。
ひきはじめの風邪なら、無理に病院へ行くより、おばあちゃんの知恵で栄養を付けて暖かくしてゆっくり休むのが一番!
お大事に!
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