子供は鼻から風邪をひく場合が多いような気がします(私の経験上)。
鼻水をダラダラ流しっぱなしでも元気いっぱいの子供もいますが、うちの子供はちょっと鼻水が出てきたな。。。と思うとあっという間に高熱が出て、保育園を休むということがしょっちゅうありました。
鼻水から風邪を悪化しやすい子と鼻水が出ていても元気な子、その子の個性かもしれません。
鼻水から風邪を悪化しやすい赤ちゃん、お子さんをお持ちのお母さんに私の経験をお話ししたいと思います。
鼻水の持つ役割とは?
鼻水はどうして出てくるのでしょうか?
鼻は空気を吸い込んだり、においを感知する役割を持っています。
鼻から吸い込んだ空気の湿度や温度を調節したり、外界からの異物が鼻から侵入するのを防ぐ機能が鼻水なのです。
たとえば、熱いものを食べたり飲んだりすると鼻水がでますよね。
熱い空気がそのまま気道や肺に入ってしまうのを鼻水が防ぎ(熱い空気を冷ます)、大事な臓器が傷つかないようにしているのです。
逆に冷たい空気が鼻から入ってくると、鼻水が空気の温度を高くして体温に近づけます。
また、コショウなどの香辛料が鼻に入るとくしゃみが出て、異物が入り込むのを防いでいます。
風邪や花粉症の時は、体に入ったウイルスや花粉を追い出すように鼻水やくしゃみがでるのです。
だから、鼻水は必要なものなのです。
鼻のかみ過ぎはなぜダメなのか?
風邪や感染症の時は、鼻の粘膜が炎症して赤くなっています。
その状態で、鼻をかみ過ぎると鼻の粘膜を余計に刺激してしまいます。
それでも鼻をすするわけにもいかないし、鼻水をたらしたままにするのもしんどいですよね。
力いっぱいに鼻をかむのではなく、やさしくかみましょう。
アレルギー性鼻炎の場合は、血液の循環が悪くなって、粘膜が真っ白になっていることがあります。
そういう場合は、体温と同じくらいのあたたかい蒸気を吸入したり、蒸しタオルで鼻を覆って呼吸をすると鼻づまりや鼻水が改善されますよ。
鼻がつらくてかわいそうなお子さんには、こういうものがあると安心です
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鼻づまりがひどい場合は鼻水の吸引をすると楽になります
鼻水は体を守る反応の一つなので、薬を使って鼻水を止めてしまったり、鼻を強くかんでしまって鼻の粘膜を傷つけてしまうとかえって症状を悪化させてしまいます。
しかし、鼻水で鼻が詰まってしまっている時は注意が必要です。
鼻づまりには二通りあります。
・鼻の粘膜が炎症を起こして腫れ、空気の通り道を狭めてしまう状態
・鼻水などの分泌液が鼻の奥にたまって固まっている状態
鼻の粘膜が腫れているときは、炎症をおさえる点鼻薬や吸入でよくなることがあります。
鼻水などの分泌物がたまっている状態の時は、家で蒸気を鼻から吸って鼻から吐くと固まっていた分泌物が柔らかくなるので、その状態でやさしく鼻をかむと楽になります。
小さいお子さんなど、上手に鼻をかめない場合は、こういうものがあると安心です。
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まとめ
うちの息子は鼻から病気になることが多くて、小さいころは毎日耳鼻科に行っていました。
鼻水が詰まって、咳をして吐くほどひどかったです。
耳鼻科に毎日行っていても限界があると思い、耳鼻科にある吸入器と吸引器が家にも欲しい!と探していたのですが、その頃はなかったんですよね。
あっても、とても買えないくらい高額でした。
今は手頃な値段でいい吸入器・吸引器があっていいですよね。
息子は今でこそ毎日耳鼻科へ行かなくても済んでいますが、花粉症がひどいのと軽いぜんそくもあるので、吸入器と吸引器を愛用しています。
自宅に吸入器と吸引器があれば、調子の悪い時は毎日ケアできるので、症状の悪化を防ぐことができます。
成長するにつれ丈夫になるのですが、子供には毎日元気でニコニコしていてほしいですものね。
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