日本全国の中から、人気の梅の名所をランキング形式で紹介します。
羽根木公園~東京都世田谷区~
羽根木公園は全体が小高い丘になっており、紅白梅合わせて60種以上、約650本が見られます。
また梅のシーズンには、「せたがや梅まつり」が開催され、週末と祝日には模擬店が出て賑わいます。
例年の見ごろ
2月中旬~3月上旬
梅の本数
約650本
梅の主な種類
おもいのまま、紅千鳥、八重野梅、白加賀など
越生梅林~埼玉県越生町~
越生梅林は、関東屈指の梅林の一つです。
九州太宰府から天満宮を分祀した際に梅の木を植えたのが起源とされます。
樹齢650年の古木など1000本余りの梅が咲き揃います。
祭り期間中はステージイベント、写真撮影会、ミニSLの運行などが催されます。
例年の見ごろ
2月中旬~3月下旬
梅の本数
約1000本
梅の主な種類
白加賀、紅梅、越生野梅
北野天満宮~京都府京都市上京区~
北野天満宮は学問の神様・菅原道真公をお祀りした全国に一万社以上ある天満宮・天神社の宗祀(総本社)の神社です。
北野の天神さまと親しまれ、特に受験シーズンは合格祈願の人で賑わいます。
梅花祭では、「野点大茶湯」と称して境内で上七軒の芸舞妓による抹茶の接待があります。
例年の見ごろ
2月下旬~3月中旬
梅の本数
約1500本
梅の主な種類
照水梅、和魂梅、黒梅、座論梅ほか50種類
高尾梅郷~東京都八王子市~
高尾梅郷はJR高尾駅から小仏峠近くまでの旧甲州街道沿い約4.5kmにわたって点在する6つの梅林の総称です。
梅は白梅が約9割です。
高尾駅北口から最も西側の小仏梅林まで徒歩約1時間30分で一部に遊歩道もあります。
例年の見ごろ
2月下旬~3月下旬
梅の本数
1万本
梅の主な種類
白梅、紅梅など
湯島天満宮(湯島天神)~東京都文京区~
湯島天満宮(湯島天神)は春日通りの切通坂上り口にあり、泉鏡花の『婦系図[おんなけいず]』に登場します。
境内に咲く「湯島の白梅」が有名です。
菅原道真公を祀っていることから学問の神様として知られ、毎年春には多くの合格祈願者や観梅者が訪れます。
例年の見ごろ
2月中旬~3月上旬
梅の本数
約300本
梅の主な種類
白加賀、豊後梅、寒紅梅、おもいのまま、月影、冬至梅、都錦、見驚梅など
青谷梅林~京都府城陽市~
青谷梅林は梅の産地として有名な城陽市の南部丘陵地に広がる京都府最大の梅林です。
早春には約1万本の白梅の花が咲き、青谷が甘酸っぱい香りに包まれます。
昭和59年(1984)より毎年、開花時期には梅まつりが開催されています。
例年の見ごろ
2月下旬~3月下旬
梅の本数
約1万本
梅の主な種類
城州白、白加賀、小梅(オタフク・ダルマ)など
大阪城公園~大阪府大阪市中央区~
大阪城公園の大阪城二の丸東部分にある約1.7万平方mに約1270本の梅が植えられています。
梅の種類は早咲きから遅咲きまで約100品種揃っているので、1~3月と長い期間、梅の花を楽しむことができます。
例年の見ごろ
2月中旬~3月中旬
梅の本数
約1270本
梅の主な種類
寒紅、八重野梅、小梅、豊後など約100品種
名古屋市農業センター delaふぁーむ~愛知県名古屋市天白区~
名古屋市農業センター delaふぁーむは、桃色の呉服枝垂[くれはしだれ]や白色の緑萼枝垂[りょくがくしだれ]を中心とした、しだれ梅園としては国内有数の規模を誇ります。
開花時には、あたりは心酔わせる雅な香りに包まれます。
しだれ梅まつり期間中は青空市、展示会などが開催されます。
例年の見ごろ
2月下旬~3月中旬
梅の本数
約700本
梅の主な種類
紅梅8種(主に呉服枝垂[くれはしだれ])、白梅4種(緑萼枝垂[りょくがくしだれ])など計12品種
城南宮~京都府京都市伏見区~
城南宮は方除[ほうよけ]の大社と仰がれています。
毎年2月下旬ごろには神苑楽水苑内にある「春の山」に紅・白のしだれ梅が約150本咲きはじめ、春を告げます。
例年の見ごろ
2月下旬~3月上旬
梅の本数
約150本
梅の主な種類
しだれ梅
偕楽園~茨城県水戸市~
偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つです。
広々とした園内には、約100品種3000本の梅が植えられ、毎年恒例の梅まつりでは、野点[のだて]茶会やひな流しなど多彩なイベントが楽しめます。
例年の見ごろ
2月下旬~3月中旬
梅の本数
約3000本
梅の主な種類
早咲き
八重寒紅、冬至梅、烈公梅、
中咲き
月影、月宮殿、水心鏡、見驚[けんきょう]、
遅咲き
江南所無、白加賀、おもいのまま、黒田
など約100品種
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